聖書のみ言葉から 4月号

新約聖書 ヨハネ11章25-27節


イエスは言われた。「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。生きていてわたしを信じる者はだれも決して死ぬことはない。このことを信じるか。」マルタは言った。「はい、主よ、あなたが世に来られるはずの神の子、メシアであるとわたしは信じております。」

今月は、キリストの受難節(レント)を守りながら、17日(日)が復活祭(イースター)を迎えました。イエス・キリストは十字架で、私たちの罪を背負いながら、贖いの供え物として死なれましたが、このことによってイエス・キリストは神の深い愛を私たちに示され、私たちの罪をも赦してくださっていることを告げてくれました。でもキリストの死は弟子たちも悲しみをもたらし、キリストに従っていた人たちは意気消沈してしまったのです。それはイエス・キリストの体が死んでしまったからです。でも元々、神の御子であり、神と共に永遠にあった方は、その体の死さえ甦える力、復活の力を持っていたのです。何と素晴らしいことでしょう。死はこわいものでなく、滅びでもなく、死は、肉体の死を超えても甦える力が存在することを神の御子がイエス様が証しされたのです。この甦りの力は永遠の神の命であり、神は神を信じる人々にその命を与えようとしてくださったのです。それがキリストを信じることによる神様の永遠の命なのです。それが「わたしを信じる者は、死んでも生きる」、「生きていてわたしを信じる者は決して死ぬことはない」という言葉の意味です。
神を信じられない人には神の命はありません。復活の命もありません。聖書は、神を信じない者には、死んだ後に第二の永遠の死があると告げています。一人一人は100億人いても誰一人同じ人はいません。指紋もDNAも同じ人はいないほど、ユニークな存在なのです。私たちは、神の栄光を顕すための神の作品であり、神の道を歩む神の子、神の相続人として選ばれているのです。この神の永遠の命に与りましょう。

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